
2025.3.1(土) 岡山駅にほど近い奉還町商店街の一角、ラウンジ・カドで哲学カフェ『ケアって何だろう?』を開催しました。
哲学カフェとは、様々な人たちが飲み物片手に集い、社会的立場を超えてひとつのテーマについて自由に話し合う対話の場です。今回は医療従事者向けの哲学カフェを行いました。
医療・保健・介護・福祉関係者は日々なんらかの「ケア」を実践しています。ですが、多忙な臨床現場の中で、そもそも「ケア」とはなにか、を立ち止まって考えを深める機会は、そう多くはありません。
【 講師 】

てつがくやさん(哲学プラクティショナー)
松川 えりさん
学生時代より哲学カフェの活動を始め、2005 年、大阪大学臨床哲学研究室のメンバーを中心に、哲学対話を実践・サポートする団体カフェフィロを設立。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任研究員を経て、フリーランスのてつがくやさん(哲学プラクティショナー) に。岡山を拠点に、カフェ、公民館、福祉施設、病院、学校などで哲学カフェや対話ワークショップの企画・進行を行う。
前半は事例検討を。実際の事例を聞いての思いや感想を順番に話していきます。(「コミュニティーボール」と呼ばれる『フワフワ』を持っている人が話します)
事例やディスカッションをふまえた上で、松川さんに「問い」を立てるコツを学び、それぞれが『ケアににまつわる「問い」』を考えていきます。
(一例紹介)
・ ケアされる人の気持ちとは?
・ ケアは誰がするのか?
・「気に掛ける」「心配する」「お節介する」の違いは?
多様な視点から考えた「問い」を共有し、今回の哲学カフェのテーマは「ケアになり得ないことは何だろう?」に決まりました。今回の事例だからこそ共感できるものや、気づきも多く、その後の参加者アンケートでも大変満足度の高い企画となりました。
3時間のセミナーはあっという間に終わってしまい、閉会後もあちらこちらで、思いを共有する姿がありました。ご講演いただきました松川さん、ご参加いただきました皆様、そして、素敵な会場とドリンクを提供してくださったラウンジ・カド様、ありがとうございました。

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